コンセプト

通常の「3大介護」だけではなく、かいごの森は、「5大介護」にこだわっています。

1、食と健康への願い

2、入浴は人生の楽しみ

3、介護予防への取組み

4、ADLの維持・向上

5、快適な睡眠

1つ目の特徴・・・食と健康への願い

食事は健康の源として

森の厨房は、どの施設も専任のスタッフが美味しく、栄養バランスやカロリーに配慮したメニューを利用者様に合わせた形態でご準備いたします。それは年齢を重ねてもお元気に暮らしていただくために、一食一食が心をつなぐ手段にもなると思うからです。健康に役立つ地場の産物や旬の食材を用いて、月ごとの行事膳やバースデイディナーなど、「豊かで楽しい食卓」を取り入れています。
また「食」にハンデがある方にも満足していただくために、個人によりさまざまな体調や好み、味付けや固さなどおひとりお一人ごとに把握し、栄養士や調理師、介護食士がいろいろな視点から食べる喜びを味わっていただくために手法をこらします。

食の喜びを大切に

2つ目の特徴・・・入浴は人生の楽しみ

掛け流しのお風呂で光と風と緑を楽しむ

日本人はお風呂が大好き、人生を楽しむための欠かせない要素の一つです。入浴することで精神的ストレスを解消し、全身の循環や新陳代謝を促進させ、健康に多いに役立ちます。
「徳寿の森」「福寿の森」「加賀野の森」の大浴場は、四季折々の日本庭園を楽しみながら大きなお風呂で手足を伸ばし、のんびりとくつろぐことができる掛け流しのお風呂です。また大浴場の他に岩盤浴室も備えて、ラジウムの癒し効果で心も身体もリラックスできるお風呂となっています。また、寝たきりでも利用できる機械浴等はじめ、いろいろな温泉設備を備え、施設間の「湯めぐり」もお楽しみいただけます。

入浴は人生の楽しみ

3つ目の特徴・・・排泄への取り組み

排泄への取り組み

介護予防への取り組みとして

私たちが生きる上で、必ず行わなくてはならないのが排泄行為です。高齢になるにつれ、こうした自立排泄などが困難になる方も多い為、現在の身体機能を維持しながら自分のペースで生活して行くために、日常生活の中で「できる行為」を増やすこと、自然に筋力が向上できる方法に取り組むことなどが大切です。こうしたさまざまな介護予防への取り組みを、「介護力強化プロジェクト」という勉強会や研修会を通して、かいごの森のスタッフ達は学んでいます。また、施設内の寝たきりまたは認知症等に対しては、見守りセンサーを導入。睡眠リズムを分析し、的確なトイレケアと、生活リズムの改善を図っています。

4つ目の特徴・・・ADL(日常生活動作)の維持、向上

ココロも身体も元気になれる場所として

片麻痺などの後遺症がある人にとっては、日常生活動作(ADL)が困難になる場合があります。そのためにもADLを向上させたり、維持させることが最重要課題です。また一般的な人でも、加齢とともに普段から行っている日常生活動作が衰える傾向にあるため、そのADLを維持し、向上させるにはリハビリテーションはとても重要です。森グループ内では、それぞれ特徴あるデイサービスを5カ所で行っていますので、効果的にご利用ください。

  • 「歩行」訓練に力をいれる『徳寿の森デイサービス』=歩く徳寿
  • 「踊り」の要素から身体を動かす訓練に力をいれる『ケアセンター福寿の森』=おどる福寿
  • 「シニアヨガ」「笑うヨガ」などヨガに力をいれるデーサービス『暘賀の森』
  • 八幡平で、マッサージなどに強い『森のデイサービス』

令和2年春開設の「加賀野の森治療院」は、鍼灸やマッサージなどの施術や、必要に応じて整体などの各種手技療法も用いながら、治癒のお手伝いをさせて頂きます。

管理栄養士の食事相談

5つ目の特徴・・・快適な睡眠を応援

快適な睡眠を応援

質の高い眠りが豊かな毎日をつくる

睡眠不足は、気分の落ち込みや記憶力低下のなど、あらゆることに影響します。また睡眠の質によっては、人生を楽しめるかなど、生活の質さえも大きく変えてしまいます。健康時、現在の睡眠状況はどうか、入眠障害や睡眠中断の有無と程度など、プライバシーに配慮しながら、睡眠状態を把握できる「眠りを見守るセンサー」を導入しています。日中、眠気や欠伸、活気がない、昼夜逆転していないか。こうした状況を正しく把握し、睡眠モニタリングを行うことで、状態異常への早期発見、居室内での転倒リスクを減らすことができます。

職員体制2:1以上

かいごの森には、自立の方から、医療的ケアが必要な方まで、様々な方がご入居されています。スタッフは各種研修や資格取得を通して専門的な知識を習得し、質の高いサービスの提供に努めています。不自由をささえるだけでなく、「したい事」に向けて「できる事」を増やしていただけるようチームでサポートをしてまいります。

ケアマネージャー常勤

ケアマネージャーの役割は介護の総合コーデイネーター。お客様のニーズを汲み取り、どのような援助が必要なのか、最善の生活とは何かを見極めます。ご入居者・ご家族様としっかり意思疎通を図り、チームが一丸となって、課題を共通認識することで、ホームでの生活をより充実したものにすると考えています。

ADL向上を応援

いつまでも健やかに過ごすためには、計画的かつ継続的なトレーニングが不可欠です。かいごの森では、各種機器を備えた特徴あるデイサービスを盛岡市内で4カ所、八幡平市1カ所で行っています。専門の有資格スタッフ「機能訓練指導員」が、個々のニーズにあったプログラムで継続的にサポート。身体的な維持・回復だけでなく、生きがいの支援や意欲を引き出すことも目的とし、様々な面からアプローチします。