通常の「3大介護」だけではなく、かいごの森は、「5大介護」にこだわっています。
森の厨房は、どの施設も専任のスタッフが美味しく、栄養バランスやカロリーに配慮したメニューを利用者様に合わせた形態でご準備いたします。それは年齢を重ねてもお元気に暮らしていただくために、一食一食が心をつなぐ手段にもなると思うからです。健康に役立つ地場の産物や旬の食材を用いて、月ごとの行事膳やバースデイディナーなど、「豊かで楽しい食卓」を取り入れています。 また「食」にハンデがある方にも満足していただくために、個人によりさまざまな体調や好み、味付けや固さなどおひとりお一人ごとに把握し、栄養士や調理師、介護食士がいろいろな視点から食べる喜びを味わっていただくために手法をこらします。
日本人はお風呂が大好き、人生を楽しむための欠かせない要素の一つです。入浴することで精神的ストレスを解消し、全身の循環や新陳代謝を促進させ、健康に多いに役立ちます。 「徳寿の森」「福寿の森」「加賀野の森」の大浴場は、四季折々の日本庭園を楽しみながら大きなお風呂で手足を伸ばし、のんびりとくつろぐことができる掛け流しのお風呂です。また大浴場の他に岩盤浴室も備えて、ラジウムの癒し効果で心も身体もリラックスできるお風呂となっています。また、寝たきりでも利用できる機械浴等はじめ、いろいろな温泉設備を備え、施設間の「湯めぐり」もお楽しみいただけます。
私たちが生きる上で、必ず行わなくてはならないのが排泄行為です。高齢になるにつれ、こうした自立排泄などが困難になる方も多い為、現在の身体機能を維持しながら自分のペースで生活して行くために、日常生活の中で「できる行為」を増やすこと、自然に筋力が向上できる方法に取り組むことなどが大切です。こうしたさまざまな介護予防への取り組みを、「介護力強化プロジェクト」という勉強会や研修会を通して、かいごの森のスタッフ達は学んでいます。また、施設内の寝たきりまたは認知症等に対しては、見守りセンサーを導入。睡眠リズムを分析し、的確なトイレケアと、生活リズムの改善を図っています。
片麻痺などの後遺症がある人にとっては、日常生活動作(ADL)が困難になる場合があります。そのためにもADLを向上させたり、維持させることが最重要課題です。また一般的な人でも、加齢とともに普段から行っている日常生活動作が衰える傾向にあるため、そのADLを維持し、向上させるにはリハビリテーションはとても重要です。森グループ内では、それぞれ特徴あるデイサービスを5カ所で行っていますので、効果的にご利用ください。
令和2年春開設の「加賀野の森治療院」は、鍼灸やマッサージなどの施術や、必要に応じて整体などの各種手技療法も用いながら、治癒のお手伝いをさせて頂きます。
睡眠不足は、気分の落ち込みや記憶力低下のなど、あらゆることに影響します。また睡眠の質によっては、人生を楽しめるかなど、生活の質さえも大きく変えてしまいます。健康時、現在の睡眠状況はどうか、入眠障害や睡眠中断の有無と程度など、プライバシーに配慮しながら、睡眠状態を把握できる「眠りを見守るセンサー」を導入しています。日中、眠気や欠伸、活気がない、昼夜逆転していないか。こうした状況を正しく把握し、睡眠モニタリングを行うことで、状態異常への早期発見、居室内での転倒リスクを減らすことができます。
かいごの森には、自立の方から、医療的ケアが必要な方まで、様々な方がご入居されています。スタッフは各種研修や資格取得を通して専門的な知識を習得し、質の高いサービスの提供に努めています。不自由をささえるだけでなく、「したい事」に向けて「できる事」を増やしていただけるようチームでサポートをしてまいります。
ケアマネージャーの役割は介護の総合コーデイネーター。お客様のニーズを汲み取り、どのような援助が必要なのか、最善の生活とは何かを見極めます。ご入居者・ご家族様としっかり意思疎通を図り、チームが一丸となって、課題を共通認識することで、ホームでの生活をより充実したものにすると考えています。
いつまでも健やかに過ごすためには、計画的かつ継続的なトレーニングが不可欠です。かいごの森では、各種機器を備えた特徴あるデイサービスを盛岡市内で4カ所、八幡平市1カ所で行っています。専門の有資格スタッフ「機能訓練指導員」が、個々のニーズにあったプログラムで継続的にサポート。身体的な維持・回復だけでなく、生きがいの支援や意欲を引き出すことも目的とし、様々な面からアプローチします。
要介護者を居宅から通所介護施設まで送迎し、通所により機能維持・機能向上を目的とした機能訓練(リハビリ)やレクリエーション、入浴や食事介助などの介護サービスを行います。
併設・隣接の治療院や提携の医療機関があり、生活に介助が必要な方も安心して暮らしていただけます。
要支援の方が入居できます。要支援は1〜2の段階で判定されます。
日常生活において介助が必要であると認定された方が入居できます。介護認定は要介護1〜5の段階で判定され、それぞれ利用サービスと介護保険支給限度が異なります。
要介護認定に該当しない、日常生活は自分で行うことができる自立の方、お元気な方もご入居いただけます。介護が必要になった場合には、別途サービス利用契約を締結していただくことによりサービスが受けられます。
特定疾病が原因で介護や支援が必要になった方が入居できます。 <特定疾病とは> 心身の病的加齢現象との医学的関係があると考えられる疾病であって、次のいずれの要件をも満たすものについて総合的に勘案し、加齢に伴って生ずる心身の変化に起因し、要介護状態の原因である心身の障害を生じさせると認められる疾病である。(厚生労働省:特定疾病の選択基準の考え方参照)
1. 65歳以上の高齢者に多く発生しているが、40歳以上65歳未満の年齢層においても発生が認められる等、罹患率や有病率(類似の指標を含む。)等について加齢との関係が認められる疾病であって、その医学的概念を明確に定義できるもの。 2. 3~6ヶ月以上継続して要介護状態又は要支援状態となる割合が高いと考えられる疾病。