令和2年1月 添え状より

寒中お見舞い申し上げます。2020年、新春を皆さまはいかがお過ごしになられましたか。弊社のお正月は、今年もそれぞれの施設で、年神様に1年の御加護をお願いする新年会の行事からスタートいたしました。こうして今年も初春をお祝いすることができましたことを感謝いたします。

中国の五行思想に基づき、2020年はどんな年になるか、より正確に言うと「庚子(かのえ・ね)」の年。子年は、動物のねずみのイメージから、ねずみ算式など、多くのものが生み出されるイメージが強いですね。それに、ねずみは、生命力が強い動物でもあるため、新たなチャレンジから大きな成果もたらすというような意味や、どんな環境でも生き抜くイメージなど、まさに寝ず身という当て字があるように一生懸命働くことが楽しい年、になりそうです。

当社では、2月初め、住宅型有料老人ホーム「暘賀の森」が、盛岡市西見前にオープンします。23室。また3月初めには、「暘賀の森」の隣にディサービスもスタートします。暘賀のディサービスは特徴があり、指ヨガ、介護ヨガ、笑いヨガ、シニアヨガなど、ヨガを取り入れたディサービスになる予定です。ここから、暘賀(ヨウガ)の森と名付けました。『暘』という文字には、「日がのぼる」とか「あたたかい」という意味があり、ヨガをイメージさせる漢字を探しました。

ただ、暘賀だけでなく、今年は、どこのディサービスもそれぞれ協力しあっって、よりお客様のためになるディサービスにしていきます。その一貫として、今まで以上に勉強会や研修会を重ねることと、春には治療院を復活させ、鍼灸・マッサージ・整体など、医療機関のご指導もいただきながら、お一人おひとりのお体に寄り添いたい、と考えています。

「一度しかない今日が良い日でありますように」。2020年、職員全体が弊社にかかわるお客様の笑顔をいただけるようにお一人おひとりとのケアを頑張ってまいります。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

これから一年中で一番寒い大寒を向かえますので、お風邪などひきませんようご養生ください。

敬 具

 

令和2年1月10日 総施設長  神原美智子