令和2年2月 添え状より

一月は行く(1)、二月は逃げる(2)、三月は去る(3)、と語呂合わせで月日の早さをたとえますが、今年も1月はアッという間に過ぎてもう2月半ば、皆さま如何お過ごしでしょうか。

今年は、中国の湖北省武漢市で流行が始まった新型コロナウイルス感染症の患者数が、日々増え続けております。こうした中、マスクや消毒液が品薄状態になっていますが、当社は早めに対応してきたので現段階では何とか大丈夫です。また、マスクは昔に戻って各デイサービスで手作りしましょう、と声をかけあっています。

皆さまもマイマスク、作ってみませんか?
私は、シルクやガーゼ、手ぬぐいを素材にして、マイマスクを
沢山準備しました。この際、色もきれいにピンクや水色等々。会社にあるせっかくの在庫を使わずに済むように、それにこういう時に個性も発揮しよう、と面白い柄も用意して、会社にかけて行ってみんなを笑わせようとたくらんでいます。

つまり、こんな時だからこそ、いたずらに騒がないで、まず自分たちでできることをしていきませんか。
実際のところ、感染予防としては、基本的にはインフルエンザ予防と同じ対策が有効です。つまり、こまめな手洗いとうがい、人混みでのマスク着用を心がける。外部と接触する手は、アルコールを含んだ消毒液で消毒するのも効果的です。

この時期、感染症流行への不安につけ込む便乗商法が増えているようですが、何十倍にもなったマスクを買うのも残念ですし、もっと心配なのは、必要な対策がおろそかになることです。あまり特殊なことは考えずインフルエンザの予防と同じように、基本を大切にすることを心掛けて乗り切りたいと思います。

岩手にもゆかりの井上ひさしさんの「座右の銘」が思い出されます。 
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」。

 見渡せば日常は、自分の考え方、とらえ方次第です。どんなこともアイデアで乗り切ると、楽しいこと、面白いことで満ち満ちています。前向きにどんなことも笑顔で、2020年もいろんなことにチャレンジしていきましょう!

さて二月の請求書を同封いたします。ご不明な点は総務まで
お問い合わせください。寒暖の差が激しい折、ご自愛専一にお願い申し上げます。
令和2年2月8日 総施設長  神原美智子