令和4年1月 添え状より 『2022年、本年も どうぞ宜しくお願いいたします。』

皆様のおかげで無事に新しい年を迎えることができました。新型コロナウイルスの感染拡大からほぼ2年、人間はその叡(えい)知(ち)を駆使(くし)して明るい希望も見えております。今の時代だからこそ、弊社も働くひとり一人の人間性を高めることを目標に、「ケア内容の充実」にこだわり、昨年以上の成果を上げられるよう努める所存です。どうぞ皆さま、2022年もよろしくお願い申し上げます。

今年も森の施設は、元旦の新年会から始まりました。弊社が始まった年に、「お節料理、たべたいなあ」とつぶやいたご利用者様の言葉を受けまして、お節の創作は2年目からの恒例行事となりました。ですから、厨房のスタッフはお正月が1年のうちで一番忙しい。のどにつっかえない料理の素材を考えながら、各施設が連携して腕をふるってくれます。
 

徳寿の森

福寿の森&香寿の森

加賀野の森

暘賀の森

お節の他に、お赤飯や汁物などが添えられます。ご利用者さまに喜んで頂きご拝顔を賜ることで、弊社の元旦が始まるわけです。お節をかこんで施設ごと時間帯をずらし新年の行事を行い、 一年間の無病息災を祈ります。
 
さて、『生活を楽しむ人は長生きする』といわれ、私の回りの百寿者(100歳以上の皆さま)、生活を思いっきり楽しんでおられて、いつも“ごきげん!”好奇心いっぱいな方が多い。男性でも、本がいっぱいの書斎の中で、お気に入りの椅子に座って本を開けば、いつでも好奇心の宇宙に旅立てる、とお話してくださる。  今年はコレだな、と思います。
好奇心をもって、ごきげんに生きる❢ 好奇心は五感を刺激し、脳を刺激し、認知症も予防します。今年も、ご一緒に楽しいことをいっぱいしたいですね。

酷寒の折柄、くれぐれもご自愛下さいますよう。
幸福に満ちた1年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

                      令和4年1月7日 総施設長 神原美智子